【はぎれで作れる犬用スヌードの作り方】首下すっきりでお食事の時汚れにくい!

我が家のキャバリア女子。

健康診断で消化器系の疾患が見つかり、治療のため完全手作りご飯に移行してからというもの、スヌードが必須になりました。

カリカリを食べていた頃はあまり気になりませんでしたが、軟飯やささみが主食になってからは、スヌードを忘れると耳がカピカピ!大変なことになります。。。

そこで、いろいろなスヌードを試作してみて検討した結果、首下側を細くしたタイプが使いやすいことがわかりました。

試作の様子は別の記事でご紹介しています。

生地が表裏の二重なのでホールド感がありつつ、首下がすっきりしていて汚れにくいのが特徴です。

ご紹介しているデザインは、ステッチを入れて少し内側に入ったところにゴムを入れているので縁がフリル風になっています。

作るのに少し手間がかかりますが作り方をご紹介します。
シュシュを作ったことがある方でしたら、作り方が似ているので難しくないと思います♪

ゆりんご

表裏別の生地で作れば、リバーシブルでも使えますよ!

今回は、数年前娘のレッスンバッグを作った時の余り布があったので、そちらを利用しました。

目次

採寸してサイズを決める

ワンコは犬種も様々、個体差も大きいので、採寸は重要です。

★測る所は2箇所

・顔周り
・左右の耳の付け根の中間地点から首の付け根辺りまでの長さ

ちなみに、5.8kgのうちのワンコは・・・

顔周り=29cm
耳付け根から首付け根=11cm でした。

ゆりんご

キャバリアとしては小柄です

この数値を元に型紙を作成していきます。

型紙を作る

スヌードの全周は、ゴムを入れる前の状態で顔周りの2倍とします。

スヌード幅はお耳の長さや飼い主様の好みもあると思いますが、だいたい採寸した数値+6~7cm位が良いかと思います。これはゴムを入れてギャザーが入ると想像以上に横幅も縮むため、そのゆとり分+縁のフリル分を追加しています。

縁をフリル風にしたくない場合は、
採寸した数値+5cm程度とします。

採寸の結果はそれぞれなので明確な数値では表記できませんが、目安として参考にして下さい。
左右対称なので、半分だけ作図します。

参考までに、うちのワンコは d=11cmなので・・・

頭側の幅は11+7=18cm
首側の幅は10cm としました。

頭の中心で「わ」にして裁断するので、「わ」以外の部分に1cmの縫い代を付けて型紙を作ります。

私はコピー用紙を半分に折って作図し、2枚を重ねて切りました。

作図した用紙を広げた状態

上下シンメトリーの縫い代付き型紙ができました。
縫い代付きなので、型紙の通りに裁断すればOKです。

裁断→縫製

型紙ができたら、表地と裏地をそれぞれ同じ型紙で裁断します。

中表に重ねて一方を縫い代1cmで縫います。

縫い代をアイロンで割っておきます。
この作業は省略してもかまいませんが、きれいにかっちり作っていくためのひと手間です。

次に輪っかになるように縫いますが、後でゴムを入れるので裏地は両端のみを縫い、それ以外の部分は開けておきます。

ゆりんご

縫い始めと縫い終わりの返し縫いを忘れずに!

縁をフリル風にしない場合は、裏地の縫い代部分1cmだけを縫い、それ以外は全部開けておきます。

縫い代をアイロンで割っておきます。
これも絶対に必要な工程ではないですが、できればやっておいた方がいいです。

の状態からひっくり返して・・・

表地・裏地それぞれを折りたたみます。

折りたたんだら、さらに表地と裏地の継ぎ目同士が合うように半分に折ります。

継ぎ目を合わせた所がずれないように待ち針やクリップで留めて、その付近から縫い代1cmで縫い始めます。

ゆりんご

ここでも、縫い始めと縫い終わりの返し縫いを忘れずに!

縫い進めたら、内側にたたみ込まれている生地を引っ張り出してちょっと縫い、また引っ張り出してちょっと縫う、を繰り返します。

ちょっと縫いにくいですが、内側の生地を一緒に縫ってしまわないよう、気を付けながら少しずつゆっくり進めて下さい。

縫い進めるとこのようになります。
縫い終わりは返し口として5cm位開けておきます。

返し口から表に返すとこのようになります。
返し口は手縫いかミシン、どちらでもいいので閉じておきます。
今回は端から2mmの所をミシンで縫いました。

アイロンで押さえます。

ゴムを3本配置するためのステッチを入れます。
真ん中のステッチは大体の位置でかまいません。
正確に縫いたい場合は、真ん中にチャコペンなどで印を付けると縫いやすいです。

赤線の位置に計6本のステッチが入りました。

フリル風にしない場合は一番外側の1cmがありませんので、ステッチは4本になります。

ゴムを入れる

ゴムを3本用意します。

✭両端2本→幅6mm✕顔周りの長さ(重ね合わせ1cm含む)
✭中央1本→幅4mm✕顔周りの長さ+2~3cm程度

中央だけ長いのは、締め付け感を軽減してあげたいためです。
実際効果的かどうかはわかりませんが。。。ワンコのみぞ知る、です。

太さも、たまたま家に余っていたので変えてみましたが、3本同じ太さでも問題ないです。

通し終わったら1cm重ねて縫い、輪っかにします。

結んでもよいですが、ゴロつくので縫い合わせる方をおすすめします。

上マークとして、はぎれで作ったミニリボンを付けました♪

首側はこんな感じです。

今回は上下対称に曲線を書きましたが、例えば顔側だけもう少し真っすぐにするとか、好みで型紙を調整してもいいと思います。

ぜひ、ワンちゃんにぴったりのオリジナルスヌードを作ってあげてみて下さい♪

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